ブラッシング

オンシーズンのお手入れ

本格的な冬の到来を迎え、セーターやカーディガンが活躍する季節になりました。コットンTシャツなどと違い、毎日お洗濯をすることが難しいウールやカシミヤのニットウェアのお手入れをどうするか悩まれる方も多いのではないでしょうか。ちょっとしたひと手間で、きれいに気持ちよく着用することができます。
 
「ひと手間」の基本はブラッシングです。
 

こまめなブラッシングが違いを生みます

ブラッシングには、
  • 汚れやチリホコリなどの付着物を取る
  • 毛羽の絡まりやもつれをほぐす
  • 繊維の流れを整え、艶を出す
といった効果があります。
 

チリホコリを放置しない

一日セーターを着ると、空気中に浮遊する小さな粒子や花粉、接触による他の繊維などを取り込んでしまい、想像以上に沢山のチリホコリがつきます。これらを放っておくと汚れが沈着したり繊維を劣化させたりする原因になります。できるだけ早めにブラッシングをして取り除いてあげることが大切です。

毛羽の絡まりをほぐして毛玉の発生を抑える

ニットでもう一つ気になるのが、毛玉(ピリング)100%防ぐことは困難ですが、できにくくさせることは可能です。
 
そもそも毛玉はどうしてできるのでしょうか
  • 毛玉を発生させる一番の原因は摩擦です。
    ウールやカシミヤには人間の髪の毛と同じようなキューティクル(スケール・ウロコ)があり、物理的に擦れあうことで、開いたキューティクルが不規則に重なり合い毛羽が発生します。更に摩擦が重なると毛羽がお互いに深く絡んで、毛玉へと変化していきます。
  • 毛玉ができる前にブラッシングで絡まりをほぐします。
    毛玉になる前の「第二段階」、毛羽が集まった状態をブラッシングすることで絡まりやもつれを解きほぐし、毛玉ができるのを防ぎます。

 

ブラッシングの仕方

ニットを安定した場所に置き、ブラシでニットの表面を軽く掃き出すような感じで付着物などを落とします。基本的には繊維(編地)の方向に掃いていきます。 その後、表面の毛並みを整えるようにブラッシングします。 製品によって糸の太さ、編地の種類、繊細さが異なるので、それぞれのニットに応じて、ブラッシングの加減や毛並みの揃え方を調整してください。  
編地を強くこすらないように注意してください。
 
 
 

東洋紡糸のオリジナルカシミヤブラシ

ハンドル部分

ハンドル部分はウォールナットを使いました。独特の深いブラウンの木肌が美しく、高級感・重厚感を感じさせます。見た目だけでなく、程よい重量や製品になった後も狂いが少なく耐久性のある貴重な木材です。
持ちやすさや携帯性を考慮し、柄(持ち手)のないコンパクトなデザインにしました。力の入れ加減が調整しやすく、適度な強さでブラッシングすることができます。
 

ブラシの毛は柔らかくきめ細かい馬毛です。馬の中でも柔らかい鬣(たてがみ)の部分を使用しています。繊維への負担が少ない柔らかさと、チリホコリを払い繊維の絡みを解くことのできる十分なハリとコシを持ち合わせた、バランスの良い素材を選びました。天然毛である馬毛は、油分や水分を含み、キューティクルの大敵である静電気が起こりにくくいため、生地へのダメージを抑えることができます。獣毛のブラシで梳かすことで、ウールやカシミヤのキューティクルを整え、繊維を綺麗に整列させ艶を生み出します。
 
毛足の長さは24㎜。 20㎜から28㎜までを1㎜ずつ試した結果、使いやすさや汎用性を考え決定しました。

*東洋紡糸のカシミヤブラシは、国内の老舗ブラシ専門メーカーに製造を委託しています。  

ブラシのクリーニング

ブラシ本体に毛やチリホコリが たまったら、市販の櫛などで軽く梳かして取り除いて下さい。  

それでもできてしまった毛玉

できてしまった毛玉は残念ながら除去するしかありません。はさみや市販の毛玉取り器を使って表面を軽くカットしてください。強く引っ張りすぎたり押しつけたりして編地に穴があかないように気を付けてください。毛玉を取っても編地への大きな影響はありませんが、何回も同じ場所をカットすると生地が薄くなる可能性があります。
 
できるだけ毛玉をつくらないよう、着用前後のお手入れ習慣をお勧めします。 


 

期間限定 東洋紡糸オリジナル カシミヤブラシ&シャンプー 特別セット

10,120円 → 9,200円