着用感
最初にこのSAPNAA・RUPA カシミヤ単糸ストールに触って感じたのは 、良い意味で"単糸らしくない”ということでした。細番手のClaris(30番)やBaby Cashmere(26番)の単糸ストールを使っている経験から、極軽薄手でふわっとした感触が単糸ストールの良さとしてわかっていたのですが、このストールは厚みがしっかり感じられたのです。また、リブではなく天竺編みなのに伸縮性と弾力があり、”モチっとした風合い”という商品説明につながりました。
もちろん表面はカシミヤの柔らかさと程よいしっとりとした仕上がり、暖かさも文句なし、これまでになかった新しい風合いです。
この特徴ある編地がお洗濯によってどうなるのか、いろいろなカシミヤニットを洗ってきましたが、新しい製品を洗う時は少しだけ緊張します。
カシミヤのお洗濯
カシミヤのお手入れ方法にある通り、自宅で洗ってみました。
結果を画像でご覧ください。
ほんの少し毛羽だったようにも思いますが、これは水洗いをすると起こる現象なので、ふわふわと柔らかくなる過程もまた楽しみの一つです。また、端のクルっとなった部分は、やや巻きが強くなった気もしますが、アイロンはかけていないそのまま状態でもあり、ほとんど気になりません。
かなりお洗濯しやすいアイテムであることがわかりました。
洗う前は、縮んだり、反対に編地が伸びてしまわないかとちょっと心配しましたが、基本をしっかり守れば意外と簡単に洗える、というのが個人的な感想でした。
ご家庭で洗えるのが魅力の一つでもあるカシミヤニットですが、製品によって最適な洗い方は異なります(洗濯表示をご確認ください)。また、洗う度に少しずつ状態も変化していきますので、洗いあがりをご自身で確認しながら、お手入れをしていただくのが重要かと思います。
水洗いやご家庭でのお手入れに自信がない、時間がない、といった場合は信頼できるクリーニング店にお任せするのも良いと思います。
丁寧にお手入れしていただき、永く愛用していただければ幸いです。